みやざき茶の魅力
Miyazaki’s Green Tea

実はお茶処宮崎県

宮崎県は温暖な気候と適度の降雨、そして肥沃な大地に恵まれ、お茶の栽培には最適な環境にあり、荒茶生産量は全国4位となっております。

地形に合わせて作られる様々な種類のお茶

県中央の平野部では主に深蒸し茶や玉緑茶、碾茶、南西部の盆地では普通煎茶(浅蒸し茶)、北西部の山間部では釜炒り茶や烏龍茶、紅茶などと、地形に合わせて様々な種類のお茶が作られています。

さえみどりと様々な品種

お茶の品種と言えば”やぶきた”ですが、宮崎では近年人気の”さえみどり”が多く栽培されています。
また、さえみどりを母や父に持つ”きらり31″や”はると34″といった、宮崎県の試験場で生まれた近年注目の優良早生品種も栽培されています。

栽培面積の割合でみると全国ではおよそ4%なのに対し、宮崎では11.4%と”さえみどり”が多く栽培されている事がわかります。(令和6年JA宮崎経済連調べ)
そして弊社の荒茶仕入れにおける割合は80%以上がさえみどりとなっております。
渋みの少ないお茶をお探しの方には是非一度飲んでいただきたいです。

「さえみどり」の魅力は何といってもそのすぐれた品質にあります。外観は、色沢が明るい冴えた鮮緑色です。
香気は上品な芳香です。滋味は、渋味が少なく、うま味があります。早生品種の中では抜群で、両親の「やぶきた、あさつゆ」と比べても、少しもひけをとりません。

また、さえみどりは成分にも注目されています。農研機構によると「さえみどり」は「やぶきた」に比べ、約2.5倍のケルセチン配糖体を含むと発表されています。
ケルセチンとは、玉ねぎにも多く含まれるポリフェノールの一種で、血管を健全な状態に保つ機能が期待されています。

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